マルチメディア技術(全23問中13問目)
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解説
MPEG-4は、低ビットレートでの使用にまで用途を拡大することを目標として規格化が開始しました。動画・音声全般を扱う多様なマルチメディア符号化フォーマットを規定していて、パソコンで動画を扱う際によく使われるDivXやXvidはMPEG-4 Visual(Video)の技術を利用したものです。
数十k~数百kビット/秒という低ビットレートの圧縮方式の一つであり、主に携帯電子機器などへの利用を対象にしています。
その他のMPEG規格については以下の通りです。
数十k~数百kビット/秒という低ビットレートの圧縮方式の一つであり、主に携帯電子機器などへの利用を対象にしています。
その他のMPEG規格については以下の通りです。
- MPEG-1
- 1.5Mビット/秒程度の圧縮方式であり、主にCD-ROMなどの蓄積型メディアを対象にしている。CD-ROMに1時間程度の動画を記録することを目的に設計された方式。
- MPEG-2
- 数M~数十Mビット/秒という広い範囲の圧縮方式であり、蓄積型メディア、放送、通信で共通に利用できる汎用の方式である。
放送やHDTVを想定した規格であり、様々なメディアでの利用を想定して複数の解像度、圧縮率がある。DVD-Videoでも映像の記録にMPEG-2が採用されている。 - MPEG-3
- 60Mビット/秒を超える圧縮方式であり、主に高品質なテレビ放送を対象にしている。
元々HDTVを想定した規格として策定される予定だったが、MPEG-2と基本技術が同じのためMPEG-2に統合された。 - MPEG-7
- MPEG-1,2,3,4とは異なり、動画データのエンコードが目的ではなく、XMLをベースとしたメタデータ記述によるマルチメディアデータの高速な内容検索を目的とした国際標準化規格。
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