マルチメディア技術(全23問中6問目)

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
音声などのアナログデータをデジタル化するために用いられるPCMにおいて,音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。

出典:平成29年春期 問24

  • 暗号化
  • 標本化
  • 符号化
  • 量子化
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分野:テクノロジ系
中分類:情報メディア
小分類:マルチメディア技術
解説
アナログ情報をデジタル情報に変換することを、アナログ/デジタル変換(A/D変換)といい、通常、音声データをデジタル化する際には以下の過程を経ます。
1.標本化
時間的に連続しているアナログデータを一定間隔で測定し、連続していないデータとして収集する。
2.量子化
標本化で測定したデータは、アナログデータそのままの値なので小数点以下の値が存在しますが、これを最も近い整数値で近似します。量子化ビット数が大きいほど細かな値の変化が表現できるようになることは言うまでもありません。
3.符号化
量子化で得られた数値を0または1の2進数に変換する作業です。
音の信号を一定の周期で切り出す処理は、最初に行う「標本化」です。したがって「イ」が正解です。

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