データベース設計(全49問中33問目)
No.33解説へ
“発注伝票”表を第3正規形に書き換えたものはどれか。ここで,下線部は主キーを表す。
発注伝票(注文番号,商品番号,商品名,注文数量)
出典:平成22年春期 問30
- 発注(注文番号,注文数量)
商品(商品番号,商品名) - 発注(注文番号,注文数量)
商品(注文番号,商品番号,商品名) - 発注(注文番号,商品番号,注文数量)
商品(商品番号,商品名) - 発注(注文番号,商品番号,注文数量)
商品(商品番号,商品名,注文番号)
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解説
関係データベースの正規化は次のように3段階に分けて行います。
発注(注文番号,商品番号,注文数量)
商品(商品番号,商品名)
第3正規化では主キー以外の属性に関数従属する属性があれば、その関係を別表に移しますが、上記の表にはこの条件を満たす関係が存在しないので、既に第3正規形の条件を満たしています。したがって「ウ」の形が適切です。
- 第1正規化
- 繰り返し項目をなくす(全ての属性値を単一値にする)
- 第2正規化
- 主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す(部分関数従属をなくす)
- 第3正規化
- 主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す(推移的関数従属をなくす)
発注(注文番号,商品番号,注文数量)
商品(商品番号,商品名)
第3正規化では主キー以外の属性に関数従属する属性があれば、その関係を別表に移しますが、上記の表にはこの条件を満たす関係が存在しないので、既に第3正規形の条件を満たしています。したがって「ウ」の形が適切です。
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