データベース方式(全20問中6問目)
No.6解説へ
DBMSが,3層スキーマアーキテクチャを採用する目的として,適切なものはどれか。
出典:平成27年春期 問26
- 関係演算によって元の表から新たな表を導出し,それが実在しているように見せる。
- 対話的に使われるSQL文を,アプリケーションプログラムからも使えるようにする。
- データの物理的な格納構造を変更しても,アプリケーションプログラムに影響が及ばないようにする。
- プログラム言語を限定して,アプリケーションプログラムとDBMSを緊密に結合する。
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解説
3層スキーマ構造(ANSI/SPARCモデル)は、概念スキーマ、外部スキーマ、内部スキーマの3つのグループに分けてデータ定義を行うデータベースモデルです。
- 概念スキーマ
- データベース化対象の業務とデータの内容を論理的な構造として記述したもの。関係モデルでは、E-R図の作成、表定義、表の正規化が概念スキーマに相当する。
- 外部スキーマ
- データの利用者からの見方を記述したもの。SQLのビューが外部スキーマに該当する。
- 内部スキーマ
- データを記憶装置上にどのような形式で格納するかを記述したものです。ファイル編成やインデックスの設定などが内部スキーマに相当する。
- ビューの目的です。
- カーソル操作の目的です。
- 正しい。
- アプリケーションとDBMSを分離する目的があります。
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