平成13年秋期試験問題 午前問12
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解説
2分探索木は、2分木の各節にデータをもたせることで探索を行えるようにした木です。各節がもつデータは「その節から出る左部分木にあるどのデータよりも大きく、右部分木のどのデータよりも小さい」という条件があり、これを利用して効率的なデータ探索を可能にしています。
問題文の2分探索木から要素12を削除すると、2分探索木の性質(要素同士の大小関係)を保つために12に最も近い値である「要素11」または「要素13」を新たな節点として再構成が行われます。
問題文の2分探索木から要素12を削除すると、2分探索木の性質(要素同士の大小関係)を保つために12に最も近い値である「要素11」または「要素13」を新たな節点として再構成が行われます。
- 節点となる要素9の左部分木に要素10と要素11が存在することになるので不適切です。
- 節点となる要素10の左部分木に要素11が存在することになるので不適切です。
- 正しい。節点となる要素13の左部分木に要素9,要素10,要素11、右部分木に要素14,要素15が配置されることになるので適切です。
- 節点となる要素14の右部分木に要素13が存在することになるので不適切です。
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