平成14年秋期試験問題 午前問50
問50解説へ
流れ図において,判定条件網羅(分岐網羅)を満たす最少のテストケースはどれか。
- (1)A=0,B=0 (2)A=1,B=1
- (1)A=1,B=0 (2)A=1,B=1
- (1)A=0,B=0 (2)A=1,B=1 (3)A=1,B=0
- (1)A=0,B=0 (2)A=0,B=1 (3)A=1,B=0 (4)A=1,B=1
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解説
ホワイトボックステストにおける網羅性のレベルである「判定条件網羅」とは、プログラム中の判定条件で結果が真となる場合、偽となる場合を少なくとも1回は実行するようにテストケースを設計することです。
網羅性のレベルには判定条件網羅の他にも次のようなものあります。
網羅性のレベルには判定条件網羅の他にも次のようなものあります。
- 命令網羅(網羅性:低い↑)
- すべての命令を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
- 分岐網羅(判定条件網羅)
- 判定条件の真偽を少なくとも1回は実行するテストケースを設計する。
- 条件網羅
- 判定条件が複数ある場合に、それぞれの条件が真・偽の場合を組み合わせたテストケースを設計する。
- 判定条件・条件網羅
- 判定条件網羅と条件網羅を組み合わせてテストケースを設計する。
- 複数条件網羅(網羅性:高↓)
- 判定条件のすべての可能な結果の組合せを網羅し、かつ、すべての命令を少なくとも1回は実行するようにテストケースを作成する。
- 1つ目、2つ目の判定条件において「Yes」の場合がありません。
- 正しい。
- テストケース(1)または(2)のいずれか1つあれば十分です。
- テストケース(1)または(2)または(4)のいずれか1つあれば十分です。
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