平成14年春期試験問題 午前問11
問11解説へ
正三角形の内部の点から,各辺に下ろした垂線の長さの和は一定である(図1参照)。三角グラフは,この性質を利用して,三つの辺に対応させた要素の構成比を垂線の長さの関係として表したグラフである。図2の三角グラフは,3種類のソフトについて,A~Dの4人の使用率を図示したものである。正しい解釈はどれか。
- Aさんは,ワープロソフトだけを使用している。
- Bさんは,表計算ソフトの使用率が高い。
- Cさんは,データベースソフト,表計算ソフト,ワープロソフトの順に使用率が高い。
- Dさんは,表計算ソフトを使用していない。
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解説
A~Dの各点から3つの辺に対して垂線を引くと次のようになります。この三角グラフでは垂線の長さが各項目の使用率を表しているので、この点に注意して各記述を検証します。
- Aさんのワープロソフトの使用率(垂線の長さ)は0なので、ワープロソフトは使用していないことになります。
- 正しい。他の2つのソフトに比べて表計算ソフトの辺に伸びる垂線が長くなっていることから、他2つのソフトと比較して表計算ソフトの使用率が高いことがわかります。
- 垂線の長さから読み取るとCさんの使用率はワープロソフト、表計算ソフト、データベースソフトの順に高くなります。
- Dさんは表計算ソフト以外の垂線の長さが0であることから、表計算ソフトのみを使用していることになります。
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