仮に用紙を発注しなかった場合どうなるかを見てみます。
表から、用紙を注文しないと現在から3カ月後の月末には安全在庫量を下回ってしまうことがわかります。
この3カ月後の月末に、安全在庫量の30千枚がちょうど残るようになるのが、最も無駄の少ない発注枚数となります。
月間平均使用量が60千枚なので、これに安全在庫量30千枚を足した90千枚が3カ月後の月初にあるべき用紙枚数となり、上表の50千枚では40千枚の不足が生じます。
つまり3カ月後の月初に40千枚の入荷が必要なので、今月の発注量は「40千枚」となります。