平成15年秋期試験問題 午前問11
問11解説へ
構文を次のような構文図によって記述する。-100,5.3,+13.07などの数値表現は,この構文に合致する。 この記述法に従うとき,次の構文図で規定する構文に合致する数値表現はどれか。
- -.9
- 5.2E-07
- 9.89E
- +1.E4
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解説
問題文中の例として挙げられている数値の場合、【符号+、-】、【数字0から9】、【小数点 . 】の組み合わせによって表現します。
したがって、
-100の場合
【符号】【数字】【数字】
5.3の場合
【数字】【小数点】【数字】
+13.07の場合
【符号】【数字】【数字】【小数点】【数字】【数字】
となります。
問われている構文図ではさらに【指数E】が加わり、複雑になっていますが考え方は同じで、【符号】、【数字】、【小数点】、【指数】の組み合わせによって数値を表現します。
つまり、構文図の記述法には以下の条件に合致する必要があります。
5.2E-07
【数字】【小数点】【数字】【指数】【符号】【数字】【数字】
したがって、
-100の場合
【符号】【数字】【数字】
5.3の場合
【数字】【小数点】【数字】
+13.07の場合
【符号】【数字】【数字】【小数点】【数字】【数字】
となります。
問われている構文図ではさらに【指数E】が加わり、複雑になっていますが考え方は同じで、【符号】、【数字】、【小数点】、【指数】の組み合わせによって数値を表現します。
つまり、構文図の記述法には以下の条件に合致する必要があります。
- 条件1
- 【小数点】の前後は【数字】であること
- 条件2
- 【指数】の直後は【符号】または【数字】であること
- 条件3
- 【小数点】の直後ではない【数字】の直前には【符号】があってもよい。
5.2E-07
【数字】【小数点】【数字】【指数】【符号】【数字】【数字】
- 【符号】【小数点】【数字】となり、条件1に合致しません。
- 正しい。
- 【数字】【小数点】【数字】【数字】【符号】となり、条件2に合致しません。
- 【符号】【数字】【小数点】【指数】【数字】となり、条件1に合致しません。
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