平成15年秋期試験問題 午前問15
問15解説へ
次の流れ図は,2数 A,Bの最大公約数を求めるユークリッドの互除法を,引き算の繰返しによって計算するものである。 Aが876,Bが204のとき,何回の比較で処理は終了するか。
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解説
問題文の流れ図を比較回数に注目しながらトレース(追跡)していくと次のようになります。
- (開始時にL←876,S←204で初期化)
876>204 … L←876-204=672 - 672>204 … L←672-204=468
- 468>204 … L←468-204=264
- 264>204 … L←264-204=60
- 60<204 … S←204-60=144
- 60<144 … S←144-60=84
- 60<84 … S←84-60=24
- 60>24 … L←60-24=36
- 36>24 … L←36-24=12
- 12<24 … S←24-12=12
- 12=12 … A,B,Lの出力
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