平成15年秋期試験問題 午前問25

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
CD-R/CD-RWへの書込み方式のうち,磁気ディスクへ書き込む場合と同じように,データを小さな単位で書き込むことができるものはどれか。

  • ディスクアットワンス
  • トラックアットワンス
  • パケットライティング
  • マルチセッション
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:入出力装置
解説
パケットライティングとは、CD-RやCD-RWを磁気ディスクと同じような感覚で、記録するための方式です。
CD-Rの記録方式には、1度書込みを行うとそれ以降の追記ができない「ディスクアットワンス」や、トラックごとに追記が可能な「トラックアットワンス」などがありますが、パケットライティングでは、より小さい単位(ブロック単位)で書き込みが可能です。
パケットライティングでは、データを小さい単位で書き込むことが可能となりますが、ディスクアットワンスなどと比べると全体の記録容量は小さくなります。
  • CDやDVDへのデータ書込みのとき、1回の連続した書込みでCDへの書込み処理を完了させる方式です。ディスクはクローズ(ファイナライズ)されるので追記ができない状態になりますが、PC以外の比較的古いタイプのCD機器との再生互換性が高くなります。
    ディスクアットワンス方式は、全く書込みが行われていない新品のCD-Rのみで対応が可能です。
    1度書込みを行ってしまうと、後から追加書込みはできません。また、マルチセッションによる追記もできません。
  • CD-Rのディスクを、複数のトラックに分けて記録する方式です。
    ディスクアットワンスでは、1度書込みを行ってしまうと、後から追加書込みができなかったため、ディスクを複数のトラックに分けて記録するトラックアットワンスが考えられました。
    トラックアットワンスで書き込んだ場合には、追記が可能ですが、逆に追記を不可能にすることもできます。
  • 正しい。
  • 1枚のCDに複数のセッションを記録する方式です。
    マルチセッションでは、何度でも追記することが可能ですが、1度の書きこみごとにセッションを閉じていく方式のため、セッション情報として、無駄な領域が取られます。

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