平成15年秋期試験問題 午前問33
問33解説へ
スプーリングを行う目的はどれか。
- コンピュータシステムの運転経過の情報を記録する。
- 物理レコードを意識することなく,論理レコード単位での処理を可能にする。
- 補助記憶装置を用いて,実記憶よりも大きな仮想記憶を提供する。
- 補助記憶装置を用いて,低速の入出力を使用したときのシステムの処理効率を高める。
正解 エ問題へ
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解説
スプーリングとは、プリンターなどの低速な入出力装置に対するデータの転送を、磁気ディスク装置などを介して実行する機能のことです。
入出力装置とCPUでは、動作速度の差が大きくCPUが処理の途中で入出力命令を出すと、入出力動作が終了するまでの間はCPUの待ち時間が増加し、スループットが低下します。スプーリングでは、入出力装置とやり取りするデータをいったん外部記憶装置などへ転送し、外部記憶装置と入出力装置の間でデータをやり取りする方法をとります。これによってCPUは低速な入出力装置の動作完了を待つことなく、次の処理に移ることができるためスループットの大幅な向上が期待できます。
したがって、適切な記述は「エ」です。
入出力装置とCPUでは、動作速度の差が大きくCPUが処理の途中で入出力命令を出すと、入出力動作が終了するまでの間はCPUの待ち時間が増加し、スループットが低下します。スプーリングでは、入出力装置とやり取りするデータをいったん外部記憶装置などへ転送し、外部記憶装置と入出力装置の間でデータをやり取りする方法をとります。これによってCPUは低速な入出力装置の動作完了を待つことなく、次の処理に移ることができるためスループットの大幅な向上が期待できます。
したがって、適切な記述は「エ」です。
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