平成15年秋期試験問題 午前問42
問42解説へ
コンパイラにおける最適化の説明として,適切なものはどれか。
- オブジェクトコードを生成する代わりに,インタプリタ用の中間コードを生成する。
- コンパイルするコンピュータとは異なる機種で動作するオブジェクトコードを生成する。
- プログラムが実行されたときに,制御が渡ったルーチン名やある時点での変数の内容を表示するようなオブジェクトコードを生成する。
- プログラムコードを解析して,実行時の処理効率を高めたオブジェクトコードを生成する。
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解説
コンパイラは、高水準語で記述されたソースコードを機械語などに一括して翻訳するソフトウェアです。
コンパイラにおける最適化とは、そのプログラムが動作するコンピュータの設計・仕様に合わせて実行速度が速くなるような機械語に変換することをいい「不要な変数の省略」「関数のインライン展開」「レジスタ割当て」などの手法を用いることで、与えられたソースコードを最適化された機械語に変換します。
コンパイラにおける最適化とは、そのプログラムが動作するコンピュータの設計・仕様に合わせて実行速度が速くなるような機械語に変換することをいい「不要な変数の省略」「関数のインライン展開」「レジスタ割当て」などの手法を用いることで、与えられたソースコードを最適化された機械語に変換します。
- 中間コードを生成する目的は、後続のインタプリタが最適化を行いやすくするためです。
- クロスコンパイラの説明です。
- ソフトウェアのデバッグを支援するプログラムであるデバッガ(Debugger)の説明です。
- 正しい。
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