平成15年秋期試験問題 午前問71
問71解説へ
公開かぎ暗号方式で,送信者が受信者に暗号文を送る場合の手順はどれか。
- 送信者は自分の公開かぎで暗号化し,受信者は自分の秘密かぎで復号する。
- 送信者は自分の秘密かぎで暗号化し,受信者は送信者の公開かぎで復号する。
- 送信者は受信者の公開かぎで暗号化し,受信者は自分の秘密かぎで復号する。
- 送信者は受信者の秘密かぎで暗号化し,受信者は自分の公開かぎで復号する。
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解説
公開かぎ暗号方式は、受信者のかぎを使って暗号化・復号する暗号化通信方式です。
送信者は、受信者の公開かぎを使って暗号化したデータを送信し、受信者は自分の秘密かぎを使ってデータを復号します。考え方として、暗号化は誰でもできるが復号できるのは、受信者だけということです。データが途中で傍受されても復号はできないので、安全性が確保されます。通信相手が複数の場合でも必要となるかぎの数は1つだけでよく、共通かぎ暗号方式で問題のあった事前のかぎ送付の煩雑さ・かぎ数の多さを克服した暗号方式です。
送信者は、受信者の公開かぎを使って暗号化したデータを送信し、受信者は自分の秘密かぎを使ってデータを復号します。考え方として、暗号化は誰でもできるが復号できるのは、受信者だけということです。データが途中で傍受されても復号はできないので、安全性が確保されます。通信相手が複数の場合でも必要となるかぎの数は1つだけでよく、共通かぎ暗号方式で問題のあった事前のかぎ送付の煩雑さ・かぎ数の多さを克服した暗号方式です。
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