解説
まず1命令を実行するのに必要な平均クロック数を求めます。
各命令を実行するのに必要なクロック数に、出現率を乗じたものを足し合わせて、
(4×0.3)+(8×0.6)+(10×0.1)
=1.2+4.8+1.0=7.0
上の計算結果から、1命令に必要な平均クロック数は7クロックであるとわかります。
CPUの動作クロック数が700MHzなので、1秒間の命令実行可能回数は、
700×106÷7=100×106回
MIPSは1秒間に実行できる命令数を百万単位で表す指標なので、このCPUの性能は「100MIPS」ということになります。