平成18年春期試験問題 午前問23
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解説
ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで最大2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正できる手法です。ECCメモリ(Error Check and Correct memory)やRAID2の誤り訂正符号、データ通信などで広く利用されています。エラーの検出にXOR演算を使うことが特徴です。
- 偶数パリティは、データを構成するビット全体の中でビット「1」の数が偶数になるようにパリティビットを付加する方式です。1ビットの誤りを検出することができます。
- 垂直パリティは、データの垂直方向を対象としてパリティビットを付加する方式です。水平方向と組み合わせた垂直水平パリティチェックでは1ビットの誤り位置を特定し訂正できますが、垂直パリティだけでは1ビットの検出のみが可能です。
- チェックサムは、データの合計値を検査用に付加し、データに誤りが生じていないかを検査する方式です。
- 正しい。ハミング符号は、情報ビットに検査ビットを付加することで2ビットまでの誤りを検出し、1ビットの誤りを自動訂正できます。
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