平成18年春期試験問題 午前問55
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解説
応答時間は、クライアントの処理時間、サーバの処理時間、電文の転送時間の合計となります。このうちクライアントの処理時間、サーバの処理時間は設問の表に与えられていますが、電文の転送時間は計算で求めなければなりません。
転送時間は「データ量÷伝送速度」で求めます。本問では回線速度がビット単位、電文長がバイト単位で与えられていますのでどちらかに揃えて計算しなければなりませんが、本解説ではバイトに合わせて計算します。
使用されるのは速度が8Mビット/秒で伝送効率が60%の回線です。1バイト=8ビットなので、この回線が実際に1秒間に転送することのできるデータ量(バイト単位)は、
8M[ビット]/8[ビット]×0.6=0.6M[バイト]
電文のデータ量は、上り1Mバイトと下り2Mバイトを合計した3Mバイトなので、これを転送するのに要する時間は、
3M[バイト]÷0.6M[バイト]=5[秒]
この伝送時間にクライアントの処理時間(0.4秒)およびサーバの処理時間(0.4秒)を加えたものが応答時間になります。
5+0.4+0.4=5.8[秒]
したがって「エ」が正解です。
転送時間は「データ量÷伝送速度」で求めます。本問では回線速度がビット単位、電文長がバイト単位で与えられていますのでどちらかに揃えて計算しなければなりませんが、本解説ではバイトに合わせて計算します。
使用されるのは速度が8Mビット/秒で伝送効率が60%の回線です。1バイト=8ビットなので、この回線が実際に1秒間に転送することのできるデータ量(バイト単位)は、
8M[ビット]/8[ビット]×0.6=0.6M[バイト]
電文のデータ量は、上り1Mバイトと下り2Mバイトを合計した3Mバイトなので、これを転送するのに要する時間は、
3M[バイト]÷0.6M[バイト]=5[秒]
この伝送時間にクライアントの処理時間(0.4秒)およびサーバの処理時間(0.4秒)を加えたものが応答時間になります。
5+0.4+0.4=5.8[秒]
したがって「エ」が正解です。
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