平成19年春期試験問題 午前問6
問6解説へ
関数ƒ(x)は,引数も戻り値も実数型である。この関数を使った,①~⑤から成る手続を考える。手続の実行を開始してから十分な回数を繰り返した後に,③で表示されるyの値に変化がなくなった。このとき成立する関係式はどれか。
- x←a
- y←ƒ(x)
- yの値を表示する。
- x←y
- ②に戻る。
- ƒ(a)=y
- ƒ(y)=0
- ƒ(y)=a
- ƒ(y)=y
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解説
yの値が一定であるということは、十分な回数を繰り返すと「y=ƒ(x)」の関係が成立するということになります。さらに②の処理でƒ()の引数となっているxには、次のように④の処理(x←y)においてyが代入されていることがわかります。
④ x←y //x=y
② y←ƒ(x) //ƒ(x)=ƒ(y)
③ yの値を表示する。
つまりƒ(x)=ƒ(y)となり、上記の式のƒ(x)はƒ(y)に置き換えることができるので「y=ƒ(y)」の関係式が成立しているといえます。
④ x←y //x=y
② y←ƒ(x) //ƒ(x)=ƒ(y)
③ yの値を表示する。
つまりƒ(x)=ƒ(y)となり、上記の式のƒ(x)はƒ(y)に置き換えることができるので「y=ƒ(y)」の関係式が成立しているといえます。
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