平成23年特別試験問題 午前問14

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
アナログ音声信号を,サンプリング周波数44.1kHzのPCM方式でデジタル録音するとき,録音されるデータ量は何によって決まるか。

  • 音声信号の最高周波数
  • 音声信号の最大振幅
  • 音声データの再生周波数
  • 音声データの量子化ビット数
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:入出力装置
解説
アナログ音声をデジタル化する際には「標本化」「量子化」「符号化」という手順があります。
標本化
連続的なアナログ値(振幅、周波数、その他の測定可能な性質)を一定の時間間隔で測定して、時系列的に連続でない値(離散値と呼びます)にすること。1秒間に測定する周期をサンプリング周波数といい、○○Hzで示します。
量子化
標本化で得られたアナログデータを、離散的なデジタルデータとして近似的に表すこと。仮に量子化ビット数が16ビットであれば、(1.4や9.8のように)連続的なアナログデータを「216=65,536通り」のいずれかの整数で近似することになる。
符号化
量子化で得られたデータを数値化して表現する。
デジタル化後のデータ量は、サンプリング周波数と量子化ビット数によって決定されます。例えば、サンプリング周波数44.1kHz,量子化ビット数16,録音時間を30秒だった場合、デジタル化後のデータ量は「44,100回×16ビット×30秒=21,168,000ビット」となります。

したがって「エ」が正解です。

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