平成24年秋期試験午後問題 問2
問2 データベース
購買情報を管理する関係データベースの設計及び運用に関する次の記述を読んで,設問1~4に答えよ。
B社では,購買業務の効率化を目的に,社内組織を変更して,これまでX事業部とY事業部に個別に存在していた購買部門を統合した。
これに伴い,それぞれの事業部が関係データベースで個別に管理していた購買データの統合した。統合後の表構成は図1のとおりであり,統合前からX事業部とY事業部ともに同じ表構成で管理していた。下線付きの項目は主キーを表す。
B社では,購買業務の効率化を目的に,社内組織を変更して,これまでX事業部とY事業部に個別に存在していた購買部門を統合した。
これに伴い,それぞれの事業部が関係データベースで個別に管理していた購買データの統合した。統合後の表構成は図1のとおりであり,統合前からX事業部とY事業部ともに同じ表構成で管理していた。下線付きの項目は主キーを表す。
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設問1
データを統合したときに実施した"名寄せ"と呼ばれる作業に関する次の記述中の に入れる適切な答えを,解答群の中から選べ。
同じ情報が,表現が異なるデータとして社内に複数存在する場合がある。それぞれが,関連性のないデータベースで個別に管理されているのであれば,データの重複といった問題は発生しない。しかし,データベースの統合が必要になった場合,単純にデータを寄せ集めると,同じ情報を表すデータであるにもかかわらず別のデータとして格納されてしまい,a,bといった問題が発生する。
このような場合,同じ情報を表すデータを一つのデータにまとめる"名寄せ"と呼ばれる作業が必要となる。
B社では,名寄せを次の手順で実施した。
同じ情報が,表現が異なるデータとして社内に複数存在する場合がある。それぞれが,関連性のないデータベースで個別に管理されているのであれば,データの重複といった問題は発生しない。しかし,データベースの統合が必要になった場合,単純にデータを寄せ集めると,同じ情報を表すデータであるにもかかわらず別のデータとして格納されてしまい,a,bといった問題が発生する。
このような場合,同じ情報を表すデータを一つのデータにまとめる"名寄せ"と呼ばれる作業が必要となる。
B社では,名寄せを次の手順で実施した。
- 統合対象の表のデータを見比べて,表現は異なっていても同じ情報を表しているデータかどうかを識別するのに最も適した項目を特定する。
- (1)で特定した項目で突合せを行い,同じ情報を表すデータを一つのデータにまとめる。
a,b に関する解答群
- 更新すべきデータが更新されない
- 削除すべきデータが残る
- 情報が漏えいする
- 挿入したはずのデータが消える
- トランザクションが遅延する
c に関する解答群
- 社名
- 所在地
- 電話番号
- 取引先コード
解答選択欄
- a:
- b:
- c:
- a=ア
- b=イ
- c=ウ
解説
この設問の解説はまだありません。設問2
統合された購買部門で分析したところ,同じ商品であっても,取引先によって購入単価が異なることが分かった。商品名"エコ鉛筆黒"について,取引先コードと平均購入単価を,金額が安い順に表示する。次のSQL文の に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。ここで,商品名は一意に管理できているものとする。
d に関する解答群
解答選択欄
- d:
- d=ア
解説
この設問の解説はまだありません。設問3
より安く商品を購入するために,購買部門の発注担当者は,商品の発注時に割引率を確認してから発注先を選定することにした。発注先選定時の検索処理に関する次の記述中の に入れる適切な答えを,解答群の中から選べ。
商品コードごとの平均割引率は,eとfを結合すると求められる。加えて,取引先コードごとに集計したり,"以前は高かったが,最近は安くなった"といった傾向を把握したりしたい場合は,更にgを結合することで求められる。
商品コードごとの平均割引率は,eとfを結合すると求められる。加えて,取引先コードごとに集計したり,"以前は高かったが,最近は安くなった"といった傾向を把握したりしたい場合は,更にgを結合することで求められる。
e,f,g に関する解答群
- 商品表
- 取引先表
- 発注表
- 品目表
- 部表
- 明細表
解答選択欄
- e:
- f:
- g:
- e=ア
- f=カ
- g=ウ
解説
この設問の解説はまだありません。設問4
複数の取引先から文具を購入していたが,品ぞろえは同じだったので,1社に一括発注することによって割引率を上げてもらうよう交渉することにした。文具について10回以上の発注実績がある取引先を対象に,購入金額が多い順に取引先コードと金額を表示する。次のSQL文の に入れる正しい答えを,解答群の中から選べ。
h に関する解答群
- HAVING COUNT(*) >= 10
- HAVING COUNT(DISTINCT 発注表.発注コード) >= 10
- HAVING COUNT(発注表.発注コード) >= 10
- HAVING MAX(明細表.購入額) >= 10
- HAVING MAX(明細表.数量) >= 10
- HAVING SUM(明細表.購入額) >= 10
- HAVING SUM(明細表.数量) >= 10
解答選択欄
- h:
- h=イ
解説
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