平成24年秋期試験問題 午前問18
問18解説へ
OSが記憶領域の割当てと解放を繰り返すことによって,細切れの未使用領域が多数できてしまう場合がある。この現象を何というか。
- コンパクション
- スワッピング
- フラグメンテーション
- ページング
正解 ウ問題へ
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解説
フラグメンテーションとは、主記憶を区画してプログラムに割り当てる結果生じる主記憶上の不連続な未使用領域のことです。未使用領域の合計が実行するタスクより大きくても不連続なためプログラムのロードができず、タスクを実行に使えない領域となっている状態を表しています。
- コンパクションは、主記憶上の断片化した空き領域をまとめることで連続した空き領域を作り出すしフラグメンテーションを解消する方法です。
- スワッピングは、なんらかの理由で主記憶上にあるプログラムが長時間待ち状態になっている場合に、そのプログラムを実行中のまま補助記憶上のスワップファイルに退避し、他のプログラムを主記憶にロードすることで主記憶の効率的に利用する方法です。
- 正しい。
- ページングは、仮想記憶管理方式の一つで仮想アドレス空間を「ページ」と呼ばれる固定長の区画に分割,同時に主記憶上も同じように固定長に分割して、このページ単位で主記憶と補助記憶装置のアドレス変換を行う方式です。
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