平成26年春期試験問題 午前問11
問11解説へ
メモリモジュールのパリティチェックの目的として,適切なものはどれか。
- メモリモジュールに電源が供給されているかどうかを判定する。
- 読出し時に,エラーが発生したかどうかを検出する。
- 読出し時に,エラーを検出して自動的に訂正する。
- 読み出したデータを暗号化する。
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解説
パリティチェックは、データ通信やメモリチェックなどにおいてデータのビット誤りを検出する最もシンプルな方法の一つです。一定長のビット列(通常は7~8ビット)ごとに1ビットの検査ビット(パリティビット)を付加し、検査側が受信データとパリティビットを照合することで誤りを検出します。パリティチェックは基本的に誤り訂正の機能を持たないため、誤りが検出されたときには送信側に再送要求を行います(データ通信の場合)。また、誤りが奇数個であれば検出できますが、偶数個の誤りは検出できないという特徴があります。
パリティチェックの目的は誤りの検出なので「イ」が適切な記述です。
パリティチェックの目的は誤りの検出なので「イ」が適切な記述です。
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