平成27年秋期試験問題 午前問23
問23解説へ
図のNANDゲートの組合せ回路で,入力A,B,C,Dに対する出力Xの論理式はどれか。ここで,論理式中の"・"は論理積,"+"は論理和を表す。
- (A+B)・(C+D)
- A+B+C+D
- A・B+C・D
- A・B・C・D
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解説
NAND回路のNANDは"NOT AND"を表していて、AND回路の出力を反転させた回路です。したがって、二つの入力が共に1の時だけ0を出力し、その他の場合は1を出力します。論理回路から導いた論理式を変形する方法と、ベン図を使用する方法の2通りでの解法を説明します。
[論理式を使う方法]
NAND回路を論理式で表すと「A・B」となるため、設問の組合せ回路は、
A・B・C・D
と表すことができます。これをド・モルガン則を利用して変形すると、
A・B・C・D
=A・B+C・D //A・B=A+Bを適用
=A・B+C・D //A=Aを適用
[ベン図を使う方法]
[論理式を使う方法]
NAND回路を論理式で表すと「A・B」となるため、設問の組合せ回路は、
A・B・C・D
と表すことができます。これをド・モルガン則を利用して変形すると、
A・B・C・D
=A・B+C・D //A・B=A+Bを適用
=A・B+C・D //A=Aを適用
[ベン図を使う方法]
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