平成29年秋期試験問題 午前問28

問28解説へ
UMLを用いて表した図のデータモデルの解釈のうち,適切なものはどれか。

- 事業部以外の部門が,部門を管理できる。
- 社員は事業部に所属できる。
- 所属する社員がいない部門が存在する。
- 部門は,いずれかの事業部が管理している。
広告
解説
- 部門クラスとの間に"管理する"の関連名が付いているのは事業部→部門のみなので、事業部のみが部門を管理できます。
- 正しい。事業部クラスと部門クラスは汎化-特化関係にあり、事業部クラスは部門クラスを特化させた存在です。事業部は部門の一種であるため、親クラスである部門に社員が所属できるならば、子クラスの事業部にも社員が所属できます。
- 部門から見た社員の多重度は1以上です。すなわち社員が所属しない部門は存在しません。
- 部門から見た事業部の多重度は0または1です。すなわち事業部に管理されていない部門も存在し得ます。
広告