平成29年春期試験問題 午前問26
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問26解説へ
図のデータモデルを三つの表で実装する。このとき,"A社への売上50,000円を,2017年4月4日に現金勘定に計上した"ことを記録する"移動"表のa,bの適切な組合せはどれか。ここで,モデルの表記にはUMLを用いる。
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解説
移動表の取引番号を見ると、それぞれの取引(取引番号"122"と"124")について2件ずつのレコードが記録されていることわかります。
さらに移動表の取引番号"124"のレコードを見ると、以下の様に1つの取引について"812:旅費,借方"と"510:現金,貸方"が一対で登録されていることがわかります。
取引番号"122"は「売上50,000円を,現金勘定に計上した」で、既に"208,貸方"のレコードが登録されているので、a,bにはもう片方の"510,借方"が入ります。
したがって正しい組合せは「エ」です。
※簿記を勉強したことのある方ならわかると思いますが、企業の帳簿は複式簿記で記録されており一つの取引について必ず2つ以上の勘定科目の変化が生じます。この設問のように現金売上取引の場合は以下の仕訳が記録されます。
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したがって正しい組合せは「エ」です。
※簿記を勉強したことのある方ならわかると思いますが、企業の帳簿は複式簿記で記録されており一つの取引について必ず2つ以上の勘定科目の変化が生じます。この設問のように現金売上取引の場合は以下の仕訳が記録されます。
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