関係データベースの理論である関係モデルでは、表を集合演算及び関係演算によって操作します。関係演算には、結合、射影、選択、商があり、それぞれ以下の操作を行うものです("併合"という演算は存在しません)。
- 結合
- 複数の表を共通する属性で結合して1つの表にする操作
- 射影
- 表から指定された列を抽出する操作
- 選択
- 表から指定された行を抽出する操作
- 商
- 表Rのうち表Sの全ての項目を含む行の集合を返す演算
表Yは、表Xから"商品番号"列と"数量"列を取り出してできた表なので、適切な演算名は「射影」になります。