基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

設問1の空欄cに対する解説の表にて、ストレージサーバーへ接続してくる対象としてバックアップとレプリケーションになりますが、フロントも投稿時にアクセスしています(1)。なので赤字部分は「フロント・バック・レプリケーション」になると思われます。間違っているでしょうか?

設問1の空欄bの台数計算ですが、文の読み方が悪いのか、計算処理量25秒と書いているのであれば、タイプAの8倍の性能である以上1枚あたりの処理時間は25/8=3.125秒となり、50%と考えれば25/16[秒]、1時間あたりの処理枚数は25/16*3600=5625と大きく結果が異なってしまいます(しかも計算後の数値に当てはまるものが出てこない)。
正直???というところです。

まず、空欄cです。

解説の表3のストレージサーバのアクセス要求元は、「バックサーバ、レプリケーションサーバ」となっていますが、確かに「フロントサーバ、バックサーバ、レプリケーションサーバ」が正しいです。

また、表3の負荷分散装置のアクセス要求元は、「クライアント、フロントサーバ、レプリケーションサーバ」となっていますが、「クライアント」が正しいです。

管理人様に修正依頼します。

次に、空欄bです。導き方に間違いがあります。

1枚あたりの処理時間は25/8秒
→50%と考えれば25/16秒
→1時間あたりの処理枚数は25/16*3600=5625枚

正しくは、
1枚あたりの処理時間は25/8秒
→50%と考えれば25/4秒  ・・・  50%で処理するなら、時間は2倍
→1時間あたりの処理枚数は3600/(25/4)=576枚  ・・・  1時間を1枚あたりの処理時間で割る
その続きは、
1時間あたり4000枚処理するには4000/576台必要

いろんなことを考えると、計算を間違えます。出題者はそれを狙っているかもしてません。簡単に考えましょう。4000枚を1台の仮想マシンで処理すると何時間掛るか計算します。25X4000x2/(8x3600)=25x5x2/36=250/36=6.94444........となります。2は50%の使用率、秒で計算しているから時間にするために3600で割ります。掛け算をする前に約分します。あとは自明でしょう。1台で7時間弱かかりますから、7台なら1時間以内で処理できます。この計算は思考と計算時間の節約に役立つと思います。