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基本情報技術者平成14年春期 午前問13
問13
次の流れ図は,最大値選択法によって値を大きい順に整列するものである。*印の処理(比較)が実行される回数を表す式はどれか。
- n-1
- n(n-1)2
- n(n+1)2
- n2
分類
テクノロジ系 » アルゴリズムとプログラミング » アルゴリズム
正解
イ
解説
n=5を例として考えてみます。
まず、外側のループ(交換)は、1~4まで4回繰り返します。
次に内側のループ(最大値)は、i+1~5まで繰り返します。
変数 i=1の場合
内側のループは、j=2~5まで繰り返す(4回)
変数 i=2の場合
内側のループは、j=3~5まで繰り返す(3回)
変数 i=3の場合
内側のループは、j=4~5まで繰り返す(2回)
変数 i=4の場合
内側のループは、j=5(1回)
よって*印の処理(比較)の合計実行回数は、
4回+3回+2回+1回=10回
選択肢から、n=5の場合の答えが10となるのは、
n(n-1)/2
したがって、正解は「イ」です。
まず、外側のループ(交換)は、1~4まで4回繰り返します。
次に内側のループ(最大値)は、i+1~5まで繰り返します。
変数 i=1の場合
内側のループは、j=2~5まで繰り返す(4回)
変数 i=2の場合
内側のループは、j=3~5まで繰り返す(3回)
変数 i=3の場合
内側のループは、j=4~5まで繰り返す(2回)
変数 i=4の場合
内側のループは、j=5(1回)
よって*印の処理(比較)の合計実行回数は、
4回+3回+2回+1回=10回
選択肢から、n=5の場合の答えが10となるのは、
n(n-1)/2
したがって、正解は「イ」です。