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基本情報技術者平成19年秋期 午前問31
問31
コンピュータシステムの構成に関する記述のうち,密結合マルチプロセッサシステムを説明したものはどれか。
- 通常は一方のプロセッサは待機しており,本稼働しているプロセッサが故障すると,待機中のプロセッサに切り替えて処理を続行する。
- 複数のプロセッサが磁気ディスクを共用し,それぞれ独立したOSで制御される。ジョブ単位で負荷を分散することで処理能力を向上させる。
- 複数のプロセッサが主記憶を共用し,単一のOSで制御される。システム内のタスクは,基本的にどのプロセッサでも実行できるので,細かい単位で負荷を分散することで処理能力を向上させる。
- 並列に接続された2台のプロセッサが同時に同じ処理を行い,相互に結果を照合する。1台のプロセッサが故障すると,それを切り離して処理を続行する。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H15秋期 問37
- 基本情報技術者 H23特別 問15
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
ウ
解説
マルチプロセッサシステムは、複数台のプロセッサを並列に動作させることによって処理能力の向上を目的としたシステム構成です。それぞれのCPU間で主記憶を共有するかしないかによって密結合型と疎結合型に分類されます。
- デュプレックスシステムの説明です。
- 疎結合マルチプロセッサシステムの説明です。
- 正しい。密結合マルチプロセッサシステムの説明です。
- デュアルシステムの説明です。