情報セキュリティ(全127問中112問目)

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No.112解説へ
文書の内容を秘匿して送受信する場合の公開鍵暗号方式における鍵の取扱いのうち,適切なものはどれか。

出典:平成19年春期 問64

  • 暗号化鍵と復号鍵は公開してもよいが,暗号化のアルゴリズムは秘密にしなければならない。
  • 暗号化鍵は公開してもよいが,暗号化のアルゴリズムは秘密にしなければならない。
  • 暗号化鍵は秘密にしなければならないが,復号鍵は公開する。
  • 復号鍵は秘密にしなければならないが,暗号化鍵は公開する。
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分野:テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:情報セキュリティ
解説
公開鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を使用する暗号方式です。2つの鍵は一対のペアとして生成され、そのうち1つを秘密鍵として厳重に管理し、他方を公開鍵として広く公開します。どちらの鍵でも暗号化することができ、復号することができます。

公開鍵暗号方式を用いた暗号化通信では、公開鍵で暗号化を行い、秘密鍵で復号を行います。ある暗号化鍵で暗号化されたデータは、その鍵のペアである復号鍵でしか元のデータに戻せないため、復号を行って元のデータを取得することができるのは正当な受信者に限定されます。この仕組みにより通信内容の秘匿が保証されています。
  • 暗号化通信では復号鍵は秘密にしておかなければなりません。また、誰もが同じ方法で暗号化・復号ができるように、暗号化のアルゴリズムは公開されていなければなりません。
  • 誰もが同じ方法で暗号化・復号ができるように、暗号化のアルゴリズムは公開されていなければなりません。
  • 公開鍵と秘密鍵の取扱いが逆です。この組合せは、デジタル署名における鍵の取扱いとなります。
  • 正しい。暗号化通信において秘密にするのは復号鍵、公開するのは暗号化鍵です。

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