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公開鍵暗号方式は、暗号化と復号に異なる鍵を使用する暗号方式です。2つの鍵は一対のペアとして生成され、そのうち1つを秘密鍵として所有者が管理し、他方を公開鍵として広く誰でも利用できるようにします。

公開鍵暗号方式の暗号化通信における鍵と暗号化アルゴリズムの取扱いは次のとおりです。

• 暗号化鍵 … 公開する
• 復号鍵 … 秘密にする
• 暗号化アルゴリズム … 公開する

暗号方式の安全性は、秘密鍵が他者に知られないことに依存しており、暗号アルゴリズム自体は公開されていても問題ありません。この考え方を「ケルクホフスの原理」といい、現代の暗号技術は、秘密鍵以外がすべて明らかになったとしても安全であるように設計されています。

• 復号鍵は秘密にし、暗号化のアルゴリズムは公開します。
• 暗号化のアルゴリズムは秘密であることを要しません。
• 取扱いが逆です。暗号化鍵は誰でも暗号化が行えるように公開し、復号鍵は所有者が秘密として管理します。
• 正しい。暗号化通信では復号鍵を秘密にし、暗号化鍵を公開します。