平成13年秋期試験問題 午前問23

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
主記憶を複数バンクに分割し,多重処理の考え方を導入することによって,主記憶へのアクセス時間を減少させようとする方式はどれか。

  • キャッシュメモリ
  • 蓄積交換方式
  • データチャネル
  • メモリインターリーブ
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:メモリ
解説
メモリインターリーブは、物理上はひとつである主記憶領域を、同時アクセス可能な複数の論理的な領域(バンク)に分け、それぞれのバンクに対してデータの読み書きを並列で行うことにより、メモリアクセスの高速化を図る技術です。メモリインターリーブでは、奇数アドレスはバンク1、偶数アドレスはバンク2というように、連続したアドレスを複数のバンクに割り振っていきます。通常は、連続するアドレスに次々とアクセスされることが多いため、見かけ上並列アクセスしているようになり、実効アクセス時間が短くなります。「主記憶に並列アクセス」ときたらメモリインターリーブです。

したがって正解は「エ」です。

Pagetop