平成14年秋期試験問題 午前問22
問22解説へ
一つのファイルは磁気ディスク上の連続した領域に記録されているのがよいといわれる。その理由のうち,適切なものはどれか。
- 磁気ディスク上にデータの記録されていない部分がなくなり,全領域が利用できる。
- 磁気ヘッドの無駄な動きが減るので,ディスク表面の摩耗が少なくなる。
- ファイルの管理情報を格納する領域が少なくなり,その分ユーザーが多く利用できる。
- 連続してデータを読み取る場合,磁気ヘッドのシーク回数が少なくなるので,読取り時間は短くなる。
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解説
- 1つのファイルを断片的に磁気ディスク内に記録しておくことができるので、使用効率とは無関係です。
- 磁気ヘッドは磁気ディスクの表面に接しているわけではないので無関係です。
- 管理情報を格納する領域は優先的に確保されているので無関係です。
- 正しい。連続した領域に格納されていればシーク回数が1回で済むため最も効率よく読取ることができます。逆に断片化された状態で格納されているデータの読取る場合、格納場所の数に比例してシーク回数が増えるので読取り時間が余計に掛かります。
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