平成14年秋期試験問題 午前問23
問23解説へ
DVDの大容量化を可能にしている理由のうち,適切なものはどれか。
- 磁気ヘッドの磁化強度を複数もつ。
- 磁気ヘッドの磁化方向を複数もつ。
- レーザ光線の光度が強い。
- レーザ光線の波長が短い。
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解説
DVDとCDは共に直径12cmの円形のメディアでデータの読み取りに赤色レーザを使用しますが、DVDはCDに比べで多くのデータを記録することができます。(CD:700MB,DVD:最大17.08GB)
この違いは読み書きに使用するレーザ光の波長の違いからきています(CD:780nm,DVD:650nm)。
レーザ光を鉛筆、記録面を紙に例えると、波長の短いレーザ光は先の尖った鉛筆と考えることができます。同じ記録面のサイズでも先の尖った鉛筆(波長の短いレーザ光)で細かく書けば、たくさんの情報を書き込むことができ、記録密度を高くすることができるというわけです。
DVDは、波長650nmの赤色レーザでしたが、さらに大容量のブルーレイディスクでは波長405nmの青色レーザを使用することでDVDの約5倍の高密度記録を実現しています。
したがって正解は「エ」です。
この違いは読み書きに使用するレーザ光の波長の違いからきています(CD:780nm,DVD:650nm)。
レーザ光を鉛筆、記録面を紙に例えると、波長の短いレーザ光は先の尖った鉛筆と考えることができます。同じ記録面のサイズでも先の尖った鉛筆(波長の短いレーザ光)で細かく書けば、たくさんの情報を書き込むことができ、記録密度を高くすることができるというわけです。
DVDは、波長650nmの赤色レーザでしたが、さらに大容量のブルーレイディスクでは波長405nmの青色レーザを使用することでDVDの約5倍の高密度記録を実現しています。
したがって正解は「エ」です。
- 磁気ヘッドは利用していません。
- 磁気ヘッドは利用していません。
- レーザ光線の光度は関係ありません。
- 正しい。
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