平成14年秋期試験問題 午前問75
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解説
売上高、費用(固定費+変動費)および利益の間には以下の関係があります。
利益=売上高-(固定費+変動費)
変動費率は、売上高に対する変動費の割合ですから、目的の売上高をA円とすると変動費は「0.6A円」と表すことができます。
上記の式に当てはめると、
50=A-(150+0.6A)
50=A-150-0.6A
200=0.4A
A=500
したがって、目標利益を得るために必要な売上高は500百万円となります。
【別解】
損益分岐点売上高の公式の類型に、目標利益達成売上高を求める公式があるので、こちらを使っても正解を導くことが可能です。
目標利益達成売上高=(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)
(150+50)÷(1-0.6)=200÷0.4=500
利益=売上高-(固定費+変動費)
変動費率は、売上高に対する変動費の割合ですから、目的の売上高をA円とすると変動費は「0.6A円」と表すことができます。
上記の式に当てはめると、
50=A-(150+0.6A)
50=A-150-0.6A
200=0.4A
A=500
したがって、目標利益を得るために必要な売上高は500百万円となります。
【別解】
損益分岐点売上高の公式の類型に、目標利益達成売上高を求める公式があるので、こちらを使っても正解を導くことが可能です。
目標利益達成売上高=(固定費+目標利益)÷(1-変動費率)
(150+50)÷(1-0.6)=200÷0.4=500
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