平成14年春期試験問題 午前問19
問19解説へ
命令のオペランド部において,プログラムカウンターの値を基準とし,その値からの変位で実効アドレスを指定する方式はどれか。
- インデックスアドレス指定
- 絶対アドレス指定
- 相対アドレス指定
- ベースアドレス指定
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解説
コンピューターの命令は、命令部とアドレス部(オペランド)から構成されています。(ただし命令の種類によってはアドレス部がないものもあります)
命令の処理対象となるデータのメモリ上の位置がアドレス部で指定されますが、このとき各種レジスタおよび主記憶上のアドレスを関連付けて有効アドレスを指定する場合があります。このようなアドレス部の情報による有効アドレスの指定方式をアドレス指定方式といいます。
アドレス指定方式には次の6種類があります。
命令の処理対象となるデータのメモリ上の位置がアドレス部で指定されますが、このとき各種レジスタおよび主記憶上のアドレスを関連付けて有効アドレスを指定する場合があります。このようなアドレス部の情報による有効アドレスの指定方式をアドレス指定方式といいます。
アドレス指定方式には次の6種類があります。
- 直接アドレス指定
- アドレス部の値をそのまま有効アドレスとする。
- 間接アドレス指定
- アドレス部の値で主記憶上のアドレスを指定し、そのアドレスに格納されている値を有効アドレスとする。
- 指標(インデックス)アドレス指定
- アドレス部の値にインデックスレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
- 基底(ベース)アドレス指定
- アドレス部の値にベースレジスタの値を加えたものを有効アドレスとする。
- 相対アドレス指定
- アドレス部の値にプログラムカウンターの値を加えたものを有効アドレスとする。
- 即値アドレス指定
- アドレス部の値を有効アドレスではなく、そのまま演算対象データとする。
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