平成14年春期試験問題 午前問40
問40解説へ
インターネットにおける電子メールの機密性に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 電子メールの機密性を確保するためには,暗号化などの対策を講じる必要がある。
- 電子メールの機密性を確保するためには,送信者が接続するプロバイダに受信者IDの登録を依頼する必要がある。
- 電子メールを発信する場合,相手先アドレスによって相手先と1対1の経路が確立されるので,機密性は確保される。
- ワープロソフトなどで作成した文書ファイルは,コンピュータの内部コードに変換されているので,通信経路の途中でその内容が読まれるおそれはない。
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解説
- 正しい。S/MIME(Secure MIME)やPGP(Pretty Good Privacy)を使用してメールの暗号化を施すことが重要です。
- 送信先メールアドレスを信頼できるものに限定したとしても、電子メール本文は暗号化されていないため通信経路上の盗聴を防ぐことができません。
- 他の選択肢と同様に電子メール本文が暗号化されていない状態では通信経路上の盗聴を防ぐことができません。
- Wordファイルからテキストを抽出することも可能なので、内容が読まれるおそれがあります。
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