平成18年春期試験問題 午前問33
問33解説へ
工作機械をマイクロコンピュータで制御するときの処置のうち,フェールセーフを考慮したものはどれか。
- 異常動作の信号を検知したときは,自動的に停止するようにした。
- 機能ごとの部品を交換しやすくして,修復時間を極力短くした。
- 部品の一部が故障しても,できるだけ停止しないで処理を続けるようにした。
- 万一に備えて,メーカーの保守担当部門とホットラインを設けた。
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解説
フェールセーフ(fail safe)は、システムの不具合や故障が発生したときでも、障害の影響範囲を最小限にとどめ、常に安全を最優先にして制御を行う考え方や設計方針です。
例えば、工業用機械で進入禁止区域をセンサーで監視し、人や物の侵入を感知したときには機械を緊急停止する、信号機が故障したときに両方向を赤信号にするというような設計がフェールセーフの実践例となります。
例えば、工業用機械で進入禁止区域をセンサーで監視し、人や物の侵入を感知したときには機械を緊急停止する、信号機が故障したときに両方向を赤信号にするというような設計がフェールセーフの実践例となります。
- 正しい。フェールセーフを考慮した設計です。
- MTTRを短縮し稼働率を向上させるための施策です。
- フォールトトレランスを考慮した設計です。
- MTTRを短縮し稼働率を向上させるための施策です。
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