平成26年秋期試験問題 午前問38
問38解説へ
情報漏えい対策に該当するものはどれか。
- 送信するデータにチェックサムを付加する。
- データが保存されるハードディスクをミラーリングする。
- データのバックアップ媒体のコピーを遠隔地に保管する。
- ノート型PCのハードディスクの内容を暗号化する。
正解 エ問題へ
広告
解説
- チェックサム(Checksum)は、データの合計値を検査用に付加し、データに誤りが生じていないかを検査する方式です。したがって、データの完全性を高める策に該当します。
- ミラーリングは、同じデータを2台以上のディスクに書き込む技術です。データが冗長化され、片方のディスクが壊れたときでも正常な方のディスクで業務を継続できるので可用性を高める策に該当します。
- 遠隔地でバックアップを保管することにより、事業所全体が被災した場合などでも回復が可能となるため、可用性を高める策に該当します。
- 正しい。ハードディスクの内容を暗号化することで、万が一ノートPCの紛失・盗難が発生した場合でも保存されている情報の漏えいを防ぐことができます。したがって、情報漏えい対策に該当します。
広告