平成27年春期試験問題 午前問12
問12解説へ
回転数が4,200回/分で,平均位置決め時間が5ミリ秒の磁気ディスク装置がある。この磁気ディスク装置の平均待ち時間は約何ミリ秒か。ここで,平均待ち時間は,平均位置決め時間と平均回転待ち時間の合計である。
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解説
平均待ち時間は、平均位置決め時間と平均回転待ち時間の合計です。
平均回転待ち時間は、ディスクが1回転に要する時間の1/2です。1分は60秒、1秒は1,000ミリ秒なので、1分を60,000ミリ秒に単位変換してディスクが半回転するのに要する時間を求めます。
60,000ミリ秒÷4,200回転÷2=7.1428…ミリ秒
したがって、この磁気ディスク装置の平均待ち時間は、平均位置決め時間は5ミリ秒と平均回転待ち時間約7ミリ秒の合計である「約12ミリ秒」とわかります。
- 平均位置決め時間(シークタイム)
- 磁気ディスクのヘッドが、目的のデータが保存されている位置まで移動するのにかかる時間の平均。
- 平均回転待ち時間(サーチタイム)
- ヘッドの移動が完了した後、読み出すレコードの先頭が磁気ヘッドの位置まで磁気ディスクが回転してくるのを待つ時間の平均。ディスクが1回転するのにかかる時間の半分が平均回転待ち時間となる。
平均回転待ち時間は、ディスクが1回転に要する時間の1/2です。1分は60秒、1秒は1,000ミリ秒なので、1分を60,000ミリ秒に単位変換してディスクが半回転するのに要する時間を求めます。
60,000ミリ秒÷4,200回転÷2=7.1428…ミリ秒
したがって、この磁気ディスク装置の平均待ち時間は、平均位置決め時間は5ミリ秒と平均回転待ち時間約7ミリ秒の合計である「約12ミリ秒」とわかります。
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