平成29年秋期試験問題 午前問3
問3解説へ
フィードバック制御の説明として,適切なものはどれか。
- あらかじめ定められた順序で制御を行う。
- 外乱の影響が出力に現れる前に制御を行う。
- 出力結果と目標値とを比較して,一致するように制御を行う。
- 出力結果を使用せず制御を行う。
正解 ウ問題へ
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解説
フィードバック制御とは、制御対象の現在の状態を定期的に測定し、その測定値を目標値に近づけるように動作する自動制御方式です。室内の温度を一定に保つなどの自動制御システムで多く用いられています。フィードバック制御では、外乱を検知せず、その修正動作は目標値と測定値の差異によってのみ決定されます。したがって外乱が生じてもそれに対する修正動作は測定値に影響が現れてからになります。
また同じ自動制御の考え方としてフィードフォワード制御があります。こちらは外乱自体を検知し、前もって出力への影響を打ち消すように動作します。一般的に、フィードフォワード制御はフィードバック制御と組み合わせて使用されます。
また同じ自動制御の考え方としてフィードフォワード制御があります。こちらは外乱自体を検知し、前もって出力への影響を打ち消すように動作します。一般的に、フィードフォワード制御はフィードバック制御と組み合わせて使用されます。
- シーケンス制御の説明です。
- フィードフォワード制御の説明です。フィードバック制御では外乱の影響が測定値に現れてから修正動作を行います。
- 正しい。フィードバック制御の説明です。
- フィードバック制御では、出力結果を新たな入力値として使用します。
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