平成18年春期試験問題 午前問64
問64解説へ
ある商店が,顧客からネットワークを通じて注文(メッセージ)を受信するとき,公開鍵暗号方式を利用して,注文の内容が第三者に分からないようにしたい。商店,顧客それぞれが利用する鍵の適切な組合せはどれか。
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解説
公開鍵暗号方式を使用して不特定多数の相手と暗号化通信を行うには、データの送信者が受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は秘密鍵で復号します。
暗号化は誰でもできますが、復号できるのは秘密鍵をもつ正規の受信者のみという暗号方式です。鍵の組み合わせが1つでいいので「通信相手の数だけ鍵が必要であり、あらかじめ鍵を安全に送る必要がある」という共通鍵暗号方式のデメリットが改善されています。
この事例では送信者である顧客は「公開かぎ」で暗号化し、受信者である商店は「秘密かぎ」でデータを復号する流れになるので、適切な組合せは「ウ」です。
暗号化は誰でもできますが、復号できるのは秘密鍵をもつ正規の受信者のみという暗号方式です。鍵の組み合わせが1つでいいので「通信相手の数だけ鍵が必要であり、あらかじめ鍵を安全に送る必要がある」という共通鍵暗号方式のデメリットが改善されています。
この事例では送信者である顧客は「公開かぎ」で暗号化し、受信者である商店は「秘密かぎ」でデータを復号する流れになるので、適切な組合せは「ウ」です。
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