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平成28年秋期午後問2 [2848]
Maxさん(No.1)
https://www.fe-siken.com/kakomon/28_aki/pm02.html
設問2の構文解析図を作る手順がどうしてもわかりません。解説に出てくるプロセス図がどのようなステップで作られるかを教えていただけないでしょうか?
具体的には、
名前→因子→項→式 と辿るとありますが、
例に出てくるv op2 x op1 xのプロセス図において
v →式まで辿る
w →項まで辿る
x →因子まで辿る
ことがそもそも理解できません。
(まず、名前から考え始めているのがいけないのか)
設問2の構文解析図を作る手順がどうしてもわかりません。解説に出てくるプロセス図がどのようなステップで作られるかを教えていただけないでしょうか?
具体的には、
名前→因子→項→式 と辿るとありますが、
例に出てくるv op2 x op1 xのプロセス図において
v →式まで辿る
w →項まで辿る
x →因子まで辿る
ことがそもそも理解できません。
(まず、名前から考え始めているのがいけないのか)
2021.02.13 11:14
詞音さん(No.2)
〔式の構文規則〕
式 → 項 |c
項 → 因子|項 op1 因子
因子 → 名前
名前 → v|w|x|y|z
これについては設問1に構文規則の見方が載っています。
「"→"は,左側の構文要素が右側で定義されることを示す。
"|"は,"又は"を意味する。
"["と"]"で囲まれた部分は,省略可能を意味する。」
名前から考え始めている考え方自体は問題ないと思います。
設問2によると、「演算子 op1 の優先順位は,演算子 op2 の優先順位よりも高い」
ので「w op1 x」をまず考えます。
・wについて
wは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
→因子は項の構成要素
・xについて
xは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
以上より「w op x」は「項 op1 因子」まで辿れます。
→「項 op1 因子」は項の構成要素
→「v op2 w op1 x」は「v op2 項」まで辿れます。
次に「v op2 項」を辿ります。
・vについて
vは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
→因子は項の構成要素
→項は式の構成要素
以上より、「v op2 項」は「式 op2 項」まで辿れます。
(これが設問2のcの解答になっていますね)
式 → 項 |c
項 → 因子|項 op1 因子
因子 → 名前
名前 → v|w|x|y|z
これについては設問1に構文規則の見方が載っています。
「"→"は,左側の構文要素が右側で定義されることを示す。
"|"は,"又は"を意味する。
"["と"]"で囲まれた部分は,省略可能を意味する。」
>名前→因子→項→式 と辿るとありますが、
>例に出てくるv op2 w op1 xのプロセス図において
>v →式まで辿る
>w →項まで辿る
>x →因子まで辿る
>ことがそもそも理解できません。
名前から考え始めている考え方自体は問題ないと思います。
設問2によると、「演算子 op1 の優先順位は,演算子 op2 の優先順位よりも高い」
ので「w op1 x」をまず考えます。
・wについて
wは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
→因子は項の構成要素
・xについて
xは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
以上より「w op x」は「項 op1 因子」まで辿れます。
→「項 op1 因子」は項の構成要素
→「v op2 w op1 x」は「v op2 項」まで辿れます。
次に「v op2 項」を辿ります。
・vについて
vは名前の構成要素
→名前は因子の構成要素
→因子は項の構成要素
→項は式の構成要素
以上より、「v op2 項」は「式 op2 項」まで辿れます。
(これが設問2のcの解答になっていますね)
2021.02.14 09:54