応用数学 (全50問中5問目)
No.5
通信回線を使用したデータ伝送システムにM/M/1の待ち行列モデルを適用すると,平均回線待ち時間,平均伝送時間,回線利用率の関係は,次の式で表すことができる。
平均回線待ち時間=平均伝送時間×回線利用率1-回線利用率
回線利用率が0から徐々に増加していく場合,平均回線待ち時間が平均伝送時間よりも最初に長くなるのは,回線利用率が幾つを超えたときか。出典:令和3年免除 問3
- 0.4
- 0.5
- 0.6
- 0.7
- [出典]
- 午前免除試験 R3-7月 問3
- 応用情報技術者 R1 問3と同題
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 応用数学
正解
イ
解説
平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなるには、回線利用率1-回線利用率が1より大きくなることが条件です。回線利用率1-回線利用率に回線利用率を当てはめていくと、回線利用率が50%(0.5)のときにちょうど1になり、50%よりも大きくなると1を超えて、平均回線待ち時間が平均伝送時間より長くなることがわかります。
したがって正解は0.5です。
したがって正解は0.5です。