離散数学 (全109問中54問目)
No.54
実数aを引数とする関数int(a) は,aを超えない最大の整数値を返す。たとえば,
int(8.9)=8
int(-8.5)=-9
である。整数 b と正の小数c(0<c<1) に対して,
a =-(b+c)
が成り立つとき,
a-int(a)
をcを使って表した式はどれか。
int(8.9)=8
int(-8.5)=-9
である。整数 b と正の小数c(0<c<1) に対して,
a =-(b+c)
が成り立つとき,
a-int(a)
をcを使って表した式はどれか。
出典:平成20年秋期 問5
- c
- -c
- 1-c
- c-1
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 離散数学
正解
ウ
解説
変数に適当な値を当てはめてみて,計算してみるのが正解への近道です。
仮に bが3, cが0.8の場合で考えてみましょう。aの値は,
a= -(3+0.8)= -3.8
a-int(a)の値は,
-3.8-int(-3.8)
=-3.8-(-4)
=0.2
となります。
a-int(a)が0.2となるので,c(=0.8)を使ってこれを表している式を選択肢の中から探すと,「ウ」1-c のだけが a-int(a)と同じ0.2となることがわかります。
仮に bが3, cが0.8の場合で考えてみましょう。aの値は,
a= -(3+0.8)= -3.8
a-int(a)の値は,
-3.8-int(-3.8)
=-3.8-(-4)
=0.2
となります。
a-int(a)が0.2となるので,c(=0.8)を使ってこれを表している式を選択肢の中から探すと,「ウ」1-c のだけが a-int(a)と同じ0.2となることがわかります。