ネットワーク方式 (全43問中10問目)
No.10
携帯電話網で使用される通信規格の名称であり,次の三つの特徴をもつものはどれか。
- 全ての通信をパケット交換方式で処理する。
- 複数のアンテナを使用するMIMOと呼ばれる通信方式が利用可能である。
- 国際標準化プロジェクト3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されている。
出典:平成30年秋期 問35
- LTE(Long Term Evolution)
- MAC(Media Access Control)
- MDM(Mobile Device Management)
- VoIP(Voice over Internet Protocol)
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
ア
解説
LTE(Long Term Evolution)は、第三世代携帯電話(3G)を拡張した通信規格であり、下り最大100Mbps以上、上り最大50Mbps以上という家庭用ブロードバンドに匹敵する高速通信が可能な携帯電話用の通信規格です(速度は理論値)。日本では2012年より各キャリアによりサービスが開始され、2018年現在、一般的な移動通信規格になるに至っています。
したがって「ア」が正解です。
LTEについて若干補足しておきます。
LTEの仕様は標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)にて標準化されました。MIMO(Multiple Input Multiple Output)とは、無線通信において送信データを複数のストリームに分割し、それぞれを複数のアンテナで送受信することで高速に伝送する技術です。
したがって「ア」が正解です。
LTEについて若干補足しておきます。
LTEの仕様は標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)にて標準化されました。MIMO(Multiple Input Multiple Output)とは、無線通信において送信データを複数のストリームに分割し、それぞれを複数のアンテナで送受信することで高速に伝送する技術です。
- 正しい。LTEが携帯電話網で使用される通信規格です。
- MAC(Media Access Control)は、LANの媒体アクセス制御を行うデータリンク層の副層のことです。イーサネット用のCSMA/CDやトークンリング用のトークンパッシングなどがあります。
- MDM(携帯端末管理)は、企業や団体が、自組織の従業員に支給する複数のスマートフォンやタブレット端末を遠隔から一元管理する仕組みのことです。
- VoIP(ボイップ)は、音声を各種符号化方式で圧縮しパケットに変換した上でIPネットワークでリアルタイム伝送する技術です。