ネットワーク応用 (全24問中16問目)

No.16

Webサーバに対するアクセスがどのPCからのものであるかを識別するために,Webサーバの指示によってブラウザにユーザー情報などを保存する仕組みはどれか。
  • CGI
  • cookie
  • SSL
  • URL
  • [出題歴]
  • 初級シスアド H21春期 問18

分類

テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用

正解

解説

cookie(クッキー)とは、HTTPの仕様のひとつで、Webサーバの指示によってユーザー情報などをクライアント端末(Webブラウザ)に保存しておく仕組みです。利用者のログイン情報やセッションIDを保存するためや、フォームの自動入力、ショッピングカートの管理、広告のターゲティングなどの場面で使われています。

WebサーバとWebブラウザは、次のような手順で情報を共有します。
  1. Webサーバは保存したい情報を、HTTPのレスポンスヘッダーに含めて送信する
  2. HTTPレスポンスを受信したWebブラウザは、cookieの情報をWebブラウザの記憶領域に保存する
  3. Webブラウザは、同じWebサイトに再アクセスするとき、そのWebサイトから受信したcookieの情報をHTTPリクエストヘッダーに含めて送信する
  4. Webサーバは、HTTPリクエストに含まれるcookieの情報を参照する
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  • Common Gateway Interfaceの略。クライアントの要求に応じて、インタラクティブな(動的な)Webページを提供する仕組みです。電子掲示板やアクセスカウンタなどがCGIの技術を使ったコンテンツです。
  • 正しい。cookieは、Webサーバが指定した情報をクライアント端末(Webブラウザ)に保存しておく仕組みです。
  • Secure Sockets Layerの略。TLSの前身となった規格で、暗号技術やハッシュ関数をもちいて、改ざん検知、サーバ/クライアント認証、暗号化通信などの機能を提供するセキュアプロトコルです。
  • Uniform Resource Locatorの略。インターネット上のリソース(資源)を特定するための形式的な記号の並びであり、プロトコル名、ホスト名、パス名などを指定することで、インターネット上のデータやサービスの場所を指定します。
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