ネットワーク管理 (全9問中8問目)
No.8
TCP/IPネットワークにおいて,ネットワークの疎通確認に使われるものはどれか。
出典:平成23年秋期 問40
- BOOTP
- DHCP
- MIB
- ping
- [出題歴]
- 初級シスアド H20春期 問16
- 基本情報技術者 R5春期 問8
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク管理
正解
エ
解説
ping(ピン・ピング)は、IPネットワークにおいて対象のコンピュータまでの通信が正常にできるかを確認するために使用するコマンドです。pingを実行して相手から応答があれば、相手のコンピュータがネットワーク上に存在し、自分のコンピュータから相手のコンピュータまでのネットワークに異常がないことを確認できます。
pingは、ネットワーク層のプロトコルであるICMPの「echo request」メッセージを対象ノードに投げ、対象ノードから「echo reply」メッセージが返す仕組みにより、ネットワークの疎通確認を行っています。
pingは、ネットワーク層のプロトコルであるICMPの「echo request」メッセージを対象ノードに投げ、対象ノードから「echo reply」メッセージが返す仕組みにより、ネットワークの疎通確認を行っています。
- Bootstrap Protocolの略。ネットワークに接続されたクライアントが、IPアドレスやホスト名、サブネットマスク等を自動的に取得するためのプロトコルです。DHCPより前に開発されましたが、DHCPの登場により使用される機会は少なくなってきています。
- Dynamic Host Configuration Protocolの略。TCP/IPネットワークで、ネットワークに接続するノードへのIPアドレスの割当てを自動的に行うプロトコルです。
- Management Information Baseの略。ネットワーク機器が外部に自分の状態・情報を知らせるために公開している情報のことです。SNMPは、MIBを参照することでネットワークを監視・制御を行います。
- 正しい。pingは、ネットワークの疎通確認に使われるコマンドです。