セキュリティ実装技術 (全38問中14問目)

No.14

社内ネットワークとインターネットの接続点にパケットフィルタリング型ファイアウォールを設置して,社内ネットワーク上のPCからインターネット上のWebサーバ(ポート番号80) にアクセスできるようにするとき,フィルタリングで許可するルールの適切な組合せはどれか。
  • 42a.png/image-size:335×99
  • 42i.png/image-size:336×98
  • 42u.png/image-size:335×98
  • 42e.png/image-size:335×97
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H21秋期 問44
  • 基本情報技術者 H23特別 問44
  • 基本情報技術者 H25秋期 問45
  • ソフトウェア開発技術者 H19秋期 問73

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » セキュリティ実装技術

正解

解説

パケットフィルタリングでは、パケットのヘッダー情報内のIPアドレス及びポート番号を基準にパケット通過の可否を決定します。

ポート番号は、通信をする際にあて先のプログラムを特定するための0から65535(16ビット符号無し整数)の番号です。IPアドレスが建物の住所だとすれば、ポート番号は部屋番号ということになります。0~1023までは「WELL KNOWN PORT NUMBERS」と言い、よく利用されるアプリケーション用に予約されています。
(HTTP:TCP/80、FTP:20,21/TCP,、SMTP:25/TCPなど)

インターネット通信に使われるプロトコルはHTTP(HyperText Transfer Protocol)で、ポート番号は80です。このため、インターネット上のWebサーバにアクセスできるようにするには、内部からWebサーバの80番ポートに向けた発信パケット(HTTPリクエスト)、および逆向きの、Webサーバのポート80からクライアントPCの1024番以上に向けた応答パケット(HTTPレスポンス)の通過を許可する必要があります。

したがって適切なルール設定は「ウ」です。
© 2010-2024 基本情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop