情報セキュリティ管理 (全31問中18問目)
No.18
会社や団体が,自組織の従業員に貸与するスマートフォンに対して,セキュリティポリシーに従った一元的な設定をしたり,業務アプリケーションを配信したりして,スマートフォンの利用状況などを一元管理する仕組みはどれか。
出典:平成26年春期 問40
- BYOD(Bring Your Own Device)
- ECM(Enterprise Contents Management)
- LTE(Long Term Evolution)
- MDM(Mobile Device Management)
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ管理
正解
エ
解説
MDM(Mobile Device Management:携帯端末管理)は、企業が社員に支給する複数のスマートフォンやタブレット端末を、遠隔から一元管理するシステムや技術のことです。
MDMで提供される機能は主に次の3つです。
MDMで提供される機能は主に次の3つです。
- 端末状態の制御やセキュリティ設定の一元管理
- リモートロック/ワイプなどによる紛失・盗難時の情報漏洩対策
- アプリのインストール禁止機能などによる不正利用の防止
- BYODは、従業員が私的に保有するPCやスマートフォンなどの情報端末を職場に持ち込み、それを組織の管理の下で業務に利用することです。
- ECMは、企業や組織におけるコンテンツや文書を1つのパッケージに取り込み、一元的に蓄積・管理・運用を行うシステムや技術です。
- LTEは、下り最大100Mbps以上、上り最大50Mbps以上という家庭用ブロードバンドに匹敵する通信が可能な携帯電話用の通信規格です。
- 正しい。MDMは、企業が社員に貸与するモバイル端末を一括管理する仕組みです。